今年もAppleマークのような石像のある場所を通って3年目の弘前のお仕事先へ。
京都の緊急事態宣言の解除の日、ほとんど貸し切りの様な新幹線で津軽入りしました。
当初、作品のみの出展予定も無事現地入りして展示会開催中です。
今年もこの時期、藤井裕也のご指名を賜りご招聘いただきました。このような時期にお呼びくださいましたこと感謝しかありません。
緊急事態宣言の解除後もマスク着用、消毒、換気はもちろんのこと、食事も外食は避け朝昼晩3食弁当です。
最低限の運動と買い出しや早朝誰もいない時間帯に弘前の街を散歩する中出会った徒然を綴ってみます。
弘前出身の現代美術のアーティスト奈良美智さんのメモリアルドッグが2006年に行われた個展で製作、吉野町緑地公園で屋外展示されていることは有名なので全長4.5m、高さ3mの「あおもり犬」もポスターなどにあるような公園の屋外に飾られてるのかな?と思い観に訪れてみたところ現在、赤煉瓦倉庫の中に飾られておりました。
メモリアルドッグの背中に乗ろうとする人たちが靴やヒールによって乗ることで傷がつき塗装が剥げてしまい室内展示になったそうな。
こちらのあおもり犬は赤煉瓦作りの倉庫室内で公開されており現代美術館として6/1〜プレオープンするそうです。
来年また来れるなら是非観覧したいと思います。
そしてその帰り道の商店街の幟に「津軽ガーディアンズ」なる様々なアーティストの絵。こんな時だからこそアートこ役割は大きいと思いました。
また何気なく歩いていると【Stay hungry, Stay foolish】をもじった『Stay hungry Stay Juicy』の看板を発見しました。
【Stay hungry, Stay foolish】はご存じスティーブ・ジョブズの言葉。
伊達にAppleの街じゃないなあと思いつつ…
ハングリーであれ、愚かであれ、または馬鹿になれという直訳のニュアンスよりももっと深い哲学的な視点で語られた言葉だそうですがジョブズは人が当然だと思っていることを疑い、それを変えてきた人。
将来、点と点がつながるのだと信じることで自分の直感、心に従おうという自信が生まれるけれどそのせいで皆が行く道から外れることになるとしてもそうすることで、すべてが変わってくると伝えたかった様です。
一方、弘前の街で見かけたこの看板『Stay hungry Stay Juicy』はハングリーであれ、真に迫れ、きわどくあれ、水々しくあれ?の様な感じで良いのかな??と考えながら【STAY HOME】が解かれ始めた今、皆さまの【Stay safety Stay Happy】を願って。
おまけ。
ホテルの部屋の廊下にはABBEY ROADのTHE BEATLESの写真…
ちなみにTHE BEATLESのアップル・レコードのシンボルマークが青リンゴの「グラニースミス」。
アップル社モデルのリンゴは「旭=McIntosh」という豆知識を最後に添えておきます。