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13.急がば回れ

急がば回れのことわざの元になった瀬田の唐橋が向こう側にみえます。
緊急事態宣言が延長されました。
今もまさしく急がば回れのことわざや石橋を叩いて渡る言葉がぴったりの時代です。
室町時代の連歌師宗長が「もののふの 矢橋の船は速けれど 急がば回れ 瀬田の長橋」と詠んだことで急がば回れのことわざが今も残ります。

東海道の草津宿から大津宿を抜けて京都へ向かうのに、草津の矢橋から大津の石場まで琵琶湖を横断する船のルートが短くとも比叡おろしの突風で舟が転覆する可能性の高い危険なコースを行くより瀬田の唐橋の陸路の方が長くても安全なコースでした。

船は突風に遭って転覆する危険があり、遠回りでも安全な道を歩いた方が結局早く着くとの例えから「急がば回れ」の言葉が広まったとされます。

アトリエの裏山から牛尾山、音羽山といい登山道になっております。登ってみたい方はコロナ終息後に是非!!